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生徒は夜の暗闇に脅える

例えば、地球のことを知らない宇宙人に「ビール」のことを説明するとしたら、どんなふうに言う?「コロッケ」の成り立ちとか、ううん、そもそも世界や日本のことから説明する?

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雹が降った水曜の朝は微笑んで

よく遊ぶ知佳子は賢いやつ。
頭が良いんだろうなーと感じる。
ほとんど他者を否定したりはしない。
あれ?と思っても、とりあえず相手の考えも酌む。
なので、考えが膨らむし、強くなれるのだ。
意見を譲らない事より、こうしている方がチカコにとって気分がいいのかもしれない。
自分が傷つかない方法、経験を経験値にするやり方をよく分かっている。

月が見える金曜の夜明けにお菓子作り
ひとり暮らしの時、体調が良くない上に、偏食と、睡眠の質が変だったので、口内炎が激増した。
マズいと考え、生活リズムを健康的にし、美容に役立つ事をし続けようとリサーチした。
そしたら推進されたのが、ニチレイアセロラドリンクだ。
現在でも毎晩飲んでいる。
れもんよりも肌に必要なビタミンCが多量に摂取できると言う話だった。
体調と美しさは何と言ってもビタミンから形成されるのかもしれない。

前のめりで口笛を吹く父さんと月夜

出身地が異なると食文化が変わることを二人で生活しだしてからめちゃめちゃ感じることになった。
ミックスジュース飲む?と嫁からある時言われ、売っていたのかなと考えたら、作ることが一般的みたいだ。
たくさんの果物と作った氷をいれこんで、普通の牛乳をさらに入れて家庭用のミキサーでミックスして完成だ。
作ったものを飲んだのは未知の体験だけれど、しかし、大変好きだった。
くせになったし、はまって、自分でも作り飲んでいる。

汗をたらして体操する友人と枯れた森
すぐ目の前が海というところに私たちは、在住しているので、津波を母が不安に思っている。
ことのほか東北大震災後は、どれくらい海から離れているのかとか海抜が高い場所は近くにあるのかとか言ってくる。
自分だって心配だけれど、たやすく引っ越し先も見つかるわけではない。
だけど、現実に大津波がくるとなった場合に逃げのびる道筋を特定していないととそう思う、だけど、堤防近くしか近くに道路がないので、今更ながら、想定してみたら怖いと思った。

風の強い土曜の朝にお酒を

会社に勤めていたころ、仕事を辞めるチャンスがなかった。
とても辞めたかった訳ではないから。
チームで働く気持ちがなかったのかもしれない。
しかし、その日、はっきりと辞めさせてくださいと報告した。
そんな日に何故か、普段すごくまじめだと印象を抱いていたKさんが、話しかけてきた。
話がそれて、自分の事態を知る余地もないKさんが「今の仕事、難しいよね。おまえはもう少し頑張れるよ。」という話をしてきた。
ありがたくて胸が苦しくなった。
これも何かのきっかけだと思い、会社の帰りに、採用担当に辞めることを撤回してもらった。

陽気に話すあなたと枯れた森
喜んでもらえる贈り物を決定しなくてはと考えている。
結婚記念日が近くて、嫁に喜んでもらえるおくりものをあげたいのだがとても良い贈り物がうかばない。
家内になんか欲しい物があればいいのだが、たいして、物欲が存在しないので、気に入りそうなものが考え付かない。
しかしながら、秘密で欲しい物を考えて驚かせて喜ばせたい。

熱中して踊るあなたと公園の噴水

最近、明日香と麻衣子と旅に行ってきました。
麻衣子と明日香は、私が通っていた専門学校の同級生で、同じ時間を共有したクラスメイトです。
しかも、学んでいたのが旅行業と、英検なので、観光が、大好きな生徒たちであふれていました。
その中でも、この2人を含む、気の合う6人で色んな県へ旅をした思い出は大切です。
私はもともとそれ程友人が多い方でもないし、それでそれで良いと考えています。
という事で、素直に喜んだけれど、すぐ横で麻衣子が満足そうな感じだったのもポイントでした。

目を閉じてお喋りする友達と私
アンパンマンは、子供に気に入られる番組だけれども、しかしめっちゃ暴力的に思う。
話の終わりは、アンパンチと殴って話を終わりにする時がとても多いように見える。
小さな子にもとっても悪い影響だと私は考える。
ばいきんまんが、たいしていじわるをしていないときでも暴力で解決する。
アンパンマンは、ばいきんまんとどきんちゃん達を見つけたら、やめろといいながらもうこぶしを突き出している。
話を聞かない。
説得するわけでもない。
ただ、殴って終わりにするからいつになっても改善されず、いつまでたっても変わらない。
たぶん原作は暴力的でないかもしれないけれど、テレビ受けの内容にする必要があって戦いのシーンをいれてそのようになっているのだろう。

寒い月曜の夕方は友人と

5年前から、南九州に住むようになって台風を大変気にするようになった。
強風が全然違うからだ。
長崎に住んでいたことも関東に住んでいたこともあるのだけれど、台風の風が全く違う。
サッカーのゴールが転がっていくと話を聞いた時は、大げさだと思ったが、事実だった。
超大型台風が直撃した後は、ヤシや大きな木は道路に倒れ、海辺の道路は海からのゴミでたくさんで車で走るのにも道を選ばないと通れない。
海沿いの家では、車のガラスが破損したり、家のガラスが破損し、風が入って天井が壊れたりと本当かと考えていたようなことを見た。
直撃せずにかすめていくだけでも風はとても強く、古い民家に住んでいると家の揺れてきしむ音が非常に心配してしまう。

一生懸命踊る姉妹と俺
今日の夜は一家そろって外で食べる事になっているので、少年はウキウキしていた。
何を食べようかな、と出発前からいろいろと思いを巡らしていた。
ハンバーグやスパゲッティ、天ぷらうどんやざる蕎麦、なんてメニュー一覧にはどんな料理があるのかも楽しみだった。
場所はこの前開店した和風レストランだ。
お父さんが運転してくれている車はそろそろ目的地に到着する頃だ。
お母さんは助手席から外の花や木を指差している。
お姉ちゃんは少年の隣で、手鏡でニキビをチェックしている。
少年は車から降りると、期待に胸を膨らませて、入り口を誰よりも先に開けた。

手裏剣


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